こんにちは！中山凜香です。

前回の酒井さんのブログでありましたように、

私の大学では3年生の春休みになると

臨地実習があります。

管理栄養士として求められる知識と技術、

技能を習得することを目的とした実習です。

私はこの春休みに

病院と保育園の実習に行ってきました！

今回は病院編ということで、

私が勉強したことや感想を

このブログでお話しようと思います。

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まず私は、

病院実習に行かせていただく上で

2つの目標を立てました。

1つ目の目標は

「多職種連携の実際を知る」です。

医療現場には、

医師、看護師、薬剤師、理学療法士、

言語聴覚士、管理栄養士など

様々の職種の方々がいらっしゃいます。

従来は

医師が中心となって医療業務を形成していましたが、

現在では

それぞれの医療従事者が

互いに意見を交換することで

最善の医療を行うことができるとされています。

今回の実習で

初めて病棟に行かせてもらうので、

どのように多職種連携しているのか、

連携するメリットはなにか

しっかり勉強しようと思いました。

病院には、

NST(栄養サポートチーム)というものがあります。

そこに介入された患者さんは

食欲不振であったり、

喫食率が少なかったりと

様々な問題を抱えています。

医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、

言語聴覚士のチームで

NST介入をされている患者さんの病室を周り、

私はその見学をさせていただきました。

病気を回復するためには、

食事を食べなければいけません。

患者さんが食事をして、

エネルギーを十分摂取できるように

様々な視点で意見を交換し、

どうしたら食べられるようになるのかを話します。

普段大学では栄養学を中心に学びますが、

医学や薬学などの知識も必要であることを

改めて実感しました。

仕事をしながら勉強していくことを教えてもらい、

多職種連携をして患者さんのサポートをする姿を見て、

素直にかっこいいなぁと思いました✨

2つ目の目標は

「患者さんとの信頼関係の構築、

関わり方について学ぶ」です。

カンファレンス終了後、

食事の摂取状況があまり良くない患者さんには、

ベットサイド訪問をし

一人一人話を聞きます。

集中治療室に行かせていただいた際、

牛乳を残している若い患者さんがいらっしゃいました。

その患者さんの所へ行き話を伺うと

「牛乳が苦手です。」と返答があり、

「ヨーグルトや豆乳に変更できますよ！」

と声をかけていました。

「若い方は

なかなか自分から苦手なものを話さないから、

栄養士が声をかけに行ったりするよ。」

と教えていたただき、

喫食状況をみて、

苦手なものなのかな？

ご飯じゃなくてお粥がいいかな？

など推測して

患者さんの食事面をサポートされていました！

病院実習に行かせていただく前は、

病院管理栄養士のイメージがあまりなく、

正直「病院で働きたい」

という気持ちはあまりありませんでした。

ですが、

実際に病院管理栄養士の業務を

見学したり体験したりする中で、

「病院で働きたい」という気持ちが

大きくなりました✨

私の目指している管理栄養士像は

「食を通して、

生きる喜びや楽しさを共有できるような

管理栄養士」

です。

病院は命に直結する場面も多く、

責任感も大きい場所です。

やはり大変なことは多くあると感じましたが、

それ以上に患者さんの生きるお手伝いができる

素敵な場所でもあると思ったため、

そんな場所で

管理栄養士として患者さんの役に立てることは、

すごくやりがいのある職業であると感じました！

とても勉強になり、

自分の将来についても

深く考えることのできる実習でした✨

これからの将来にも活かして頑張ろうと思います‼